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■管理人:しーぷ

2019年〜2021年まで、夫の留学で子供(当時1歳3歳になりたて)を連れて、30代でオーストラリア留学帯同を経験しました。

学生時代は英語がちょこっと得意な方だと思い込んでいたのですが…、実は英会話コンプレックス持ちでほとんど話せない状態のまま、はじめての海外生活に突入。

渡豪してしばらくはカフェでコーヒー1杯頼むのもドギマギ、何か英語で話しかけられれば笑顔で誤魔化すような生活で、自分の情けなさに軽く引きこもりになってしまいました。

しかし「このままではつまらない!」と一念発起し、本格的に英会話の練習をスタート。それと同時にほぼ日本人がいないローカルのレストランで仕事を始めることに。

慣れない文化と言語に戸惑い、失敗したことも数知れず…

ですが、とにかく仲間に恵まれ、また英会話の練習も少しずつ成果が出始め、予想以上にオーストラリア暮らしが楽しくなりました。

仕事や日々の生活をとおして、年齢・国境を越えた人たちと仲良くなれたこと。毎日のように家族ぐるみで一緒に過ごせる仲間に出会えたこと。海外から自分たちの国を見つめなおせたこと・・・。

何より、時間の流れが全く違いました。

日本では深夜まで働き終電も逃すような生活をしていた夫、いつも仕事とワンオペ育児に追われボロボロだった私。

そんな私たちが、オーストラリアでは夕方16:00には2人ならんでキッチンで夕飯の支度をし、目の前の公園にピクニックシートを敷いて、家族そろって夕日を見ながら夕食をつまんだりしているのでした。

育ちざかりの幼い子供たちの笑顔をあんなにじっくりと心の余裕を持って眺められただけでも、オーストラリアに行った甲斐があったなと思います。

そしてオーストラリアではそんな生活――仕事より何よりも「自分の人生」「家族」を優先する生活を、当たり前だと考える人が非常に多いことにも驚かされました。

この経験が、「本当の幸せって何だろう・・・?」という問いを私たち夫婦の頭に残したことは言うまでもありません。

VISAの期間が終了し、後ろ髪を引かれながらも日本に帰国した私たちですが、子どもや自分たちの将来について話し合いを重ねた末、本格的にオーストラリア移住を目指すことを決めました

まさか30代も半ばを過ぎて海外移住を決意することになろうとは夢にも思いませんでした。

私たちもまだ道半ばではありますが、子ども連れオーストラリア移住・留学を控えた方の不安を少しでも軽くできるような情報をお届けしていけたらと思います^^

※本ブログはあくまでも個人の経験・リサーチをもとに執筆しています。情報の正確性には十分注意を払いますが、移住に関する手続きなどは、必ずご自身で政府・専門機関等が公表している、信頼性の高い情報をご確認の上、ご自身の責任で行っていただけますようお願いいたします。

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