「オーストラリアへ親子留学・移住を計画したいけど何から始めればいいか分からない」
「どんな準備を進めればいいんだろう?」
自分で調べてみようと思っても、家族で海外移住した方の情報って少なくありませんか?
私たち家族が豪州への留学計画をすすめていた2018年頃も同じで、ほぼ手探り状態のまま渡豪しました。
最近、TwitterのDMに親子留学や家族での移住を考えている方から様々なご質問をいただきます。
そこで、いただいたご質問にお答えする形で、我が家の子連れオーストラリア留学から移住計画についてQ&Aにまとめることにしました。
また、下調べに使えるサイトなども紹介していきます。
移住計画に少しでもお役立ていただけたら幸いです^^
2年の家族留学を経て現在は日本に帰国して生活をしていますが、
オーストラリアでの生活が忘れられず、日本からのオーストラリア永住権取得に向けて準備の真っ最中です^^
<質問を頂いた順に随時更新しています!>
はじめに(※必ずお読みください)
オーストラリアのビザや移民受け入れ状況は社会情勢によってコロコロと変わります。
また、人によって職業や持っている資格、家族構成、資金などの前提条件も様々です。短期留学なのか、本格的な移住を考えているかによっても、必要な情報は変わってきます。
そのため、残念ながら誰にでも100%当てはまる留学や移住計画のロードマップというものは存在しません。
こと永住権を視野に入れた移住となると、一般の人が安易にアドバイスできるようなものではなくなりますので、ひとつの経験談として参考程度にお読みいただけたらと思います。
子連れオーストラリア留学・移住計画の流れ【しーぷ家の場合】
最初に、我が家がどんな形で家族留学をしたのか、そしてどんな流れで準備を進めたのかをざっくり紹介します。
下にフローを作ったのですが、人によっては必須でない項目があったり、前後したりする場合があります。
そしてフローには入っていませんが、英語の勉強は早いうちから始めておくことが大切!!!
なぜなら、VISAや留学の申請に英語力が求められることがあるためです。
下の英語力についての項目で、簡単に英語力についても触れていますので気になる方はぜひチェックしてみください。
滞在が長くなればなるほど、検討事項が多くなる!
- 1
必要なタイミングで順次手続き開始
- 2
- 3(親が留学する場合)学校探し・入学手続き確認
必要なタイミングで順次手続き開始
- 4
- 5必要資金の見積もり
- 6
- 7親や家族との話し合い
- 8家財をどうするか検討
- 9諸手続き
銀行関連、住民票、免許証、保険、フライト予約、スマホ手続きなど - 10
- 11引っ越し
- 12現地での家探し・手続き
子連れオーストラリア留学・移住計画Q&A
英語力について
渡豪時の英語力はどれくらいでしたか?
留学生となった夫は、大学の入学要件を満たす点数をTOEFLで取得しました。
帯同で行った私は、英会話がてんでダメでした。勉強でなんとかTOEIC800点まではもっていけたものの、実際の英会話では恥ずかしながらコーヒー1杯の注文にもテンパるレベルでした。
今振り返ると、子連れで行くには危険な英会話レベルだったな・・・と反省しています。
渡豪前に英語の勉強はした方がよいでしょうか?
ビザや大学の申請条件に英語の点数が定められているので、すでに点数を満たしている場合をのぞき、留学・就労をする人の勉強は必須だと思っておいて間違いありません。
また、見落とされがちなのが、帯同される側のパートナーの英語力です。
有事の時に自分だけでなく子供も守らなければならないので、パートナーの人もできる限り早くから英語力を鍛えておくことを強く強くおすすめします。
英語については私もまだまだ学習中の身ですが、渡豪中に試してスピーキング力を底上げしてくれた方法などを別記事で紹介できたらと思っています。
永住権取得のためにどんな英語の勉強をしていますか?
本格的に永住権を目指すにあたって、夫婦でPTEの勉強を始めました。
出願する本人に加えて、パートナーも一定の点数を取得できると出願時のポイントに加算されます。
年齢的に考えて、少しでももらえるポイントはもらっておきたいです。
ビザ出願で認められている試験としてはIELTSやTOEFLも有名ですが、あまり時間もないので比較的点数が取りやすいと(うわさ)されているPTEを選びました。
以下の記事でPTEの勉強でとても参考になっているサイトや単語帳、やや衝撃的なTIPSを暴露している動画などを随時アップデートしてますのでよかったら見てみてください。
ビザについて
ビザに関しては、政府公認の専門家※に相談するようにしましょう。(専門家でない人によるビザコンサル・申請代行は認められていないので要注意!!!!!)というわけで、本記事記載の内容は私たち個人のいち経験談としてお読みいただければ幸いです。
※MARA (Migration Agent Registration Authority)
何のビザで留学しましたか?
私たちは、「学生ビザ(Subclass500)」で留学をしました。夫が留学生になり、学生ビザを取得しました。帯同する家族も一緒に申請することができました。
学生ビザは入学するコースにより一定の時間の就労が可能です。帯同家族である私も同じ条件で就労することができました(ただし就労時間の上限はあります。)
また現在は日本で生活していますが、本格的に豪州の永住権取得を目指そうということになり、現在ビザ取得に向けて準備を進めているところです。
30歳以上でも学生ビザは取れるの?
私たちが申請した当初は、over30でも学生ビザは取れました。夫がビザ申請をしたのは33歳の時。しかし、ルールはたびたび変わるので申請のタイミングで公式情報の確認は必ず行う必要があります。
学生ビザで、何の学生になったのですか?
大学院修士課程のコースワークで就学しました。学生ビザは大学院に限らず、専門学校などへの留学でも取得できます。
オーストラリア政府の公式サイトに詳しい要件が記載されているので要チェック⇒Subclass 500 Student visa
英語で読むのが難しい場合は、日本語で書かれた留学エージェントなどのサイトで前知識を入れた上で、必ず公式の情報をチェックしましょう!
子供を留学生としてビザを取る場合、親は?
子供の学生ビザに親が帯同するガーディアンビザというものもありますが、ガーディアンビザの場合は親はオーストラリアでの就労ができないので現地で仕事をしたい場合は要注意です(最新の情報は政府のページを確認してみてください!)
留学エージェントについて
留学エージェントは利用しましたか?
基本的な手続きは自分たちで行いましたが、入学に関わる手続きのみ、エージェントにお願いしました。
エージェントは必要だと思いますか?
(エージェントを選んだ夫に聞いてみたところ)「個人的には使っても良いと思います。
初めての留学だったので、分からないことを日本語で相談できたのは助かりました。」
とのことでした。
なお留学エージェントには有料と無料のところがあります。無料のエージェントは、政府や学校から運営費が出ているために、学生への費用請求がないのだそうです。
我が家で利用したエージェントも無料でした!
人によって重視するポイントなど異なる場合も多いので、本ブログでは特定のエージェントを紹介することは控えたいと思います。
エージェント利用する場合は複数の会社とお話をしてみてくださいね。
滞在地域・期間について
どのくらいの期間オーストラリアに留学しましたか?
私たちは夫の留学期間である2年間滞在しました。
ビザの種類、観光なのか就労なのか留学なのか、などで期間が変わってくると思います。
オーストラリアのどの州・地域がおすすめですか?
人によって好みや優先事項が異なるのでおすすめは難しいですが…
私たちはビクトリア州に滞在しましたので、個人的な感想をお伝えします。
【良い点】
優しい人が多い。子どもが遊べる公園が多い。シティに出れば都会感も味わえ、自然とのバランスが非常に良い。
【残念な点】
天気の変わり方が尋常じゃない! 冬は普通に寒い!笑
また検討の際には以下のようなポイントをチェックしました。
- 家賃(州によってばらつきあり)※調べ方は別途記事にする予定
- 親が通う学校(または職場)へのアクセス
- 子供が通う学校(教育移住目的の場合は、学区(school catchment)に要注意!厳しいです!)
- 気候(冬は寒い地域もあります)
そのうち詳しく記事にしますね
試し移住はしましたか?
我が家の場合、最初の2年の留学が試し移住の代わりになったと思っています。
「移住」と一言で言っても、短期滞在なのか長期留学なのか、永住権を目指すのか、などで大きくレベル感が変わってきますよね。
オーストラリアは比較的住みやすい国だとは思いますが、日本とオーストラリアではルールも食事も気候も違います。
人によって合う・合わないは間違いなくあるので、長期移住を考えている場合は短い期間でもいいので下見は絶対にした方がよいと思います。
子供の学校・保育園等について
どうやって保育園を探したの?
保育園・幼稚園の探し方や費用の調べ方については以下の記事を参考にしてみてください!
保育園の費用はどのくらい?
我が家では、1人150AUドル/日かかりました。(費用も上の記事で紹介してるサイトで調べられます。)
夫が毎日授業や課題で忙しく、また私も仕事があったので(現地レストラン以外にも日本から仕事を受けていました)、週2日登園してもらっていました。
高額ではありましたが、子供たちが友達と楽しく過ごしてくれていたので良かったです!
保育園以外の日は、プレイグループという親子で遊びにいける会に参加したり、公園へ遊びに行ったりと楽しく過ごしました♪
子供が英語を話せなくても現地の保育園に入れて大丈夫?
我が家の子供たちは英語ゼロの状態からの保育園スタートでした。
最初の頃はやはり泣いていましたが、あっという間に溶け込み友達もたくさんできましたよ!
園によっては日本人のエデュケーターがいらっしゃる場合もあるので、どうしても心配な場合は園に問い合わせてみると良いと思います^^
どうやって学校を探すの?
<ただいま執筆中です>
資金について
どのくらいの費用がかかりましたか?
<ただいま執筆中です>
ざっくりとした生活費は以下のサイトを利用するとイメージがつきやすいかと思います!
留学・移住時の持ち家の管理について
留学中、持ち家はどうしましたか?
オーストラリア留学中は住んでいたマンションを賃貸に出しました。
しかし今回、本格的にオーストラリア移住するにあたり、売却することを決めました。
ちなみに査定してもらったんですが、結果にちょっと驚いています・・・!
詳しくは以下の記事をどうぞ。
必要な準備物や荷物の発送について
子供の準備物はどんなものが必要?
基本的に日本で使用しているグッズで使い慣れているものがあればそれを持って行くのが良いと思います。また、オーストラリアでも子供用グッズは十分揃います^^
それよりも重要なのは、日本でしか準備できない証明書の類!以下の記事に詳しく書きましたので、ぜひ読んでみてください。
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